ナショナルのレコードクリーナー、BH-661の紹介です。
なんと箱付きです。電動タイプのレコードクリーナーです。
前からちょくちょく書いていましたが、ようやく紹介編となります。
箱から見ていきましょう。
透視図が載ってます。何だか凄そうですが、ブラシが回転するだけです。
レコードが回転し、手軽にホコリを取るディスクラン方式。
このクリーナーは盤の上を回転するのではなくて、盤を回転させるタイプです。
箱から出してみましょう。
使用感がなくキレイでした。
丸の部分に入っているグリーンのラインはゴム製で、当時としては斬新な色使いと思います。
裏側。
先ほどの丸の部分が回転し、盤を回します。
回転ブラシは柔らかく、高速回転でも傷をつけにくいようになっていますね。
単三電池2本で動作。
トレーの部分。EPアダプターや掃除用ブラシも入っています。
これは本体を収めるだけではなく、ここにレコード盤を乗せて使います。
そのため黒い丸の部分がターンテーブルになっています。
LPレコードを乗せた様子。
クリーナーを乗せてスイッチON。
レコード盤が回転しホコリを取っていきます。
単純にブラシが回転しているだけなので、残念ながら除電機能はありません。
動作音はそこそこうるさいです。
説明書が入っていなかったので、何回転で掃除完了なのかは不明です。
目視でホコリが無くなれば終了という使い方です。
ナショナルロゴ入り。オーディオグッズですがTechnicsではありません。
このような電動レコードクリーナーは各社から出ていますが、本体が盤の上を回るタイプが主流なようですね。
ナショナルは本体を固定して盤を回すという逆の発想です。
最初は分からなくて盤の上に直接乗せてましたが、うまく回転しません。
箱を見ると図解入りで使い方が書いてあるのですからマヌケですねw
電動レコードクリーナーはどれくらい需要があって売れたのか分かりませんが、現存数は少ないですね。
やはりクリーナーと言えばスプレーをしたり、湿式のスポンジで拭き取るタイプが主流だったのでしょうか。
毎日レコード掛ける人ならを1台あるとかなり便利だと思います。