最近目にするコロナ禍という言葉、最初はコロナ渦だと思ってました。
コロナうず・・・渦に飲まれないようにって意味か。
150系コロナの「僕らに引力、コロナの引力」のキャッチコピーが好きなんですが、
この状況ではそんなこと言ってられません。
さて本題です。カーステレオがカセットデッキしか付いていないため、
4年ぶりくらいにカセットテープに録音してみました。
ストックしているカセットテープは年末にも紹介しましたが、300本くらいあります。
その中から選んだのが
maxell XL1(E)。オーバルウィンドウハーフの世代です。1989年頃?
同じのが3本あったので1本使ってみることに。
右上の「JUST FOR CD」マークが時代ですね。バブルラジカセみたい。
カセットテープは表よりも裏の説明書きが好きなんです。
「俊鋭。CD GRADE XL1」
ノーマルポジションだけでも4グレード、現在は最下位のURのみ。
想像以上に楕円形ですね。オーバルウィンドウ。
デッキは常設しているビクターのKD-A77を使用。
40年以上前のカセットデッキですが、一応動いてます。
このデッキBIAS調整が付いて無い代わりに、REC EQが付いています。聴感で-1にセット。
大きな窓にオーバルウィンドウハーフが映える。
送り出しCDPはパイオニアPD-HL1を使用。
テープ自体は状態が良く、ドロップアウトやカビも生えていませんでした。30年前の性能を保っているでしょう。
録音するのも技術。久々の録音、しかも年代物のデッキ。よーく聴いてみると録音レベルを上げ過ぎたかも。
カセットテープを使いだした頃に常用していたケンウッドのKX-W8020を出してみるかな。
廉価なWデッキですがオートバイアスで簡単、レベルメーターもセグメントが粗いので意外と失敗しなかった記憶。
アンプはデノンのPMA-390REですが、3HEADデッキのモニター機能が無いことを思い出しました。
入手時にも書いた気がしますが、いざ録音するとなると不便かな。
テープの音を聴いていないとちゃんと録音されているのか不安ですし、ヘッドホンでモニターしているのも面倒。
まあ、現代的なアンプに3HEADデッキでモニター云々求める方が間違ってますねw
翌日、結局ケンウッドのデッキを発掘してきて録音しな直しました。
KX-W8020、こいつを買って10年経つのか・・・
久しぶりの火入れですが、テープ速度、アジマスともに大丈夫でした。
オートバイアスON、レベルはドルビーマークを上限に録音。
何だか無難な音で録音されました。可もなく不可もなく。
カセットテープはデッキやテープの性能が重要ですが、第一は使う人間の性能です。
久しぶりに録音してみて、奥深さが分かりましたね。
しばらくしたらまたKD-A77でやり直すかも。