2011年7月、アナログ放送が終了してからもう10年が過ぎ去ったという事実。
そう遠い昔ではないと思っていましたが、早いものですね。
そのとき多くのアナログテレビは役目を終え、処分されるか、地デジチューナーを接続し延命されるかといった感じでしたね。
我が家ではリビング用で2011年6月にソニーのブラビアがやってきまして、古いブラウン管テレビは処分です。
そのブラビアも8年程で壊れてしまい、現在リビングには東芝レグザが設置されています。
ブログには出してなかったと思いますが、32インチで3万円を切る激安レグザですw
現在、マイルームにはテレビが無いのですが、以前モニター用に買った初代AQUOSがあります。
せっかくなのでこれで地デジが見られるようになれば便利かな?と思い地デジ化してみました。
用意したもの
分配器とアンテナケーブル。
自室にはアンテナコンセントが無いためリビングから分配することにしました。
室内アンテナは良い思い出が無いので却下。
地デジチューナーのマスプロ電工「DT630」。
地デジ移行期に様々なメーカーから地デジチューナーが発売されましたが、信頼のマスプロを選びました。
RCA端子のみのベーシックなモデルです。
設置完了。
東京オリンピック閉会式を映す、2001年発売の初代AQUOS「LC-13C1」。定価88,000円。
当時の液晶テレビはアスペクト比4:3なので上下に黒帯が出ます。
アンテナケーブルが15mとかなり余裕を見た長さなのでちゃんと映るか心配でしたが、バッチリです。
AQUOS純正リモコンの利きが悪くなっているので、マスプロのリモコンで対応出来るのも嬉しい。
画面が13インチと当時でも一番小さいサイズで、しかも上下黒帯が出るのでかなり小さいです。
まあ、狭い部屋に置くには十分ですね。
20年前の液晶テレビなので画質はそれなりです。設定を弄りましたが、黒の潰れ具合が気になるところ。
そうは言っても、やっぱりこのデザイン、カタチが近未来感があって素敵と思うのです。
先進さと柔和さが上手く融合した、これからのテレビはこうなるのだという意思を感じます。
驚いたのが、この初代AQUOSは内蔵ステレオスピーカーの音がなかなかの高音質です。
薄型テレビになって画質よりも音に関する不満が多く出たと思いますが、
しっかりと厚みのある音で、ブラウン管テレビにも負けない芯のある聴き取りやすい音質ですね。
2010年頃の液晶テレビと比べると内蔵スピーカーの実力が分かると思います。
端子類は金メッキ、ステレオスピーカー搭載でこの小さいテレビは高級品だったのだと感じさせる点です。
ブラウン管テレビ全盛期の当時、21インチ以下はモノラルが多かったですね。
この実力が分かったので音楽再生用として、MP3対応のDVDプレイヤーも接続しました。
地デジ放送とBGM再生用としても活躍しそうです。