GWにメルセデスベンツSクラスW140型を目撃しました。
Sクラスと言えばこれ、歴代でも脂の乗った世代と思います。
その中でも上級な「S600 V12」というスペシャルなグレードでした。
フルノーマルの当時ナンバーで、90年代からタイムスリップしてきたかのよう。
久しぶりにベンツらしいベンツを見たな~と思います。
「最善か無か。」メルセデスベンツの全てが詰まった最高のSクラス。
これからも維持して偶に走ってる姿を見せて欲しいですね。
画像はWikipediaより。問題があれば削除します。
この圧倒的存在感。例えばクラウンとは別次元にいる高級車でしょう。
医者や地元企業の社長、怖い人など一般庶民には縁の無いブランド。
W126やW140のSクラスはまさにそういうイメージ。
繁華街に止まってる560SEL、560SECとか絶対普通の人は乗れない。笑
かつて「子ベンツ」と呼ばれた190シリーズも成功者のクルマですね。
それか本物志向のマニアが選ぶ、小さな高級車。
サイズだけは国産ミドルクラスですが、硬派で本物感が凄い。
後継の初代Cクラス(W202型)は結構見かけましたが、庶民が気軽に乗れるクルマではないでしょう。
その割にホイールキャップだったり、サイドモールが樹脂だったりするグレードもありましたね。その辺もドイツ車らしいです。
初代Cクラス。結構走ってましたね。
身近になったベンツ。とはいえ、何かしら苦労した人、努力した人のシンボル。そういうブランド。
やっぱりこの時代のベンツは好きです。ドイツの高級車像が現れています。
同時期のW124型Eクラスもカッコいい。ミディアムクラスと呼ばれていた世代です。
ワゴンも知的な感じでカッコいい。
安全で快適に高速移動できる、エリート・ビジネスマンが飛ばしてるイメージ。
この次の型から丸目ライトになって威厳が無くなった。
初代Aクラスが出てきた頃からベンツのイメージが変わっていったように感じます。
少し思ったのですが、一昔前よりベンツを見かける機会が増えましたね。
近年ではAクラスやBクラスなどFFベースのカジュアルなベンツが充実してきたので、
若くてもリッチな方が憧れのベンツを・・・という層が増えたのだと思います。
初代の不格好さとは無縁の現在の洗練されたAクラス。SUVなGLAもあるよ。
偉そうにカジュアルな~なんて言ってますが、私は絶対に買えません。ベンツは永遠の憧れのままです。
きっと一番安価なA180でもしっかり「メルセデス」なんでしょうね。
でもかつてのような、偉い人だけのブランドではなくなってきているように感じます。
W140型Sクラスを見て、久しぶりにベンツについて振り返ってみました。
中古の激安ベンツなら乗れるかも??でも私には早すぎますね。