先日入手したソニーのHFを使ってみました。
ベーシックモデルのHFですがクールでカッコいいデザインと思います。
例のイクラマークも健在、世代記号は「C」となってます。
裏面。
DPIIメカを採用。オールラウンドカセットって安いテープによくある売り文句ですね。
まあ、オールラウンドなんですから隙の無いテープなんですかね。日本製。
開けてみました。この瞬間、世界から未開封のHFが1本減ったのだと思いながら開封。
私の知っている末期のHFとは違う、カッコいいテープが出てきました。
差し色で赤を使っているのか、安いテープには見えません。
パッケージには書いてませんが「Pure Gamma」と書いてあります。磁性体でしょうか。
気になる点はデザインの都合かA面B面の表記がないので使いづらいかも。
これがTCM-なテレコに入っていた時代があったんですね・・・It's a Sonyが炸裂しておりますw
自立式の標準ケース。ちゃんと「HF46」って分数別になっているのがバブリー。
録音してみました。デッキはビクターKD-A77を使用。
ソースは稲垣潤一の「REALISTIC」。LPレコードです。
フィーチャーっていいですね。
「1ダースの言い訳」はサンヨーCDミニコン「DC-WO5CD」のCMソングで、「April」はサンヨーCDラジカセ「MR-U4CD」のCMソングですね。
時代は確実にデジタルになりつつある頃のLP。さてCDとLPどっちの方が売れてたのでしょう。
テレコに入ってるのがお似合いなHFですが、音楽録音でも頑張ってます。
録音レベルはメーター読みでPEAK+1dbに設定。LNテープなのであまり上げれらません。
デッキが3HEADなのでモニター出来ますがレベル落ちも感じられませんでした。
ただ、音質は落ちるようです。特に低音はソースに比べシャープになった印象です。
標準的な音楽用テープ「SONY CDix」や「AXIA PS」だとソースと同等、もしくはそれより高音質になります。
比較しなければ十分な音質で、聞いていても不満はありません。
このテープを「U4-W61U」で聞くと当時の雰囲気を体験出来ます。。。生まれる前ですがw
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SONY HFを使ってみました
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