ふと思えばCDを買える店が少なくなりました。
TSUTAYAも何店舗か撤退、もしくはCDを扱わなくなったり、CDを買うってそんなに面倒だったかな。
それで古くからあるCDショップに向かったのですが、カセットテープ売り場を見てみました。
現行のURが山積みされている隣に、音楽録音用のテープがありました。
TDK CDing2 GLAYパック。最後の1セットでした。
これ、結構レアですよね!?
中身は1998年登場のイルカCDingです。お馴染みのイルカにも初期にはこういったバージョンがありました。
お値段は当時のまま?で800円くらい。1本324円時代に突入したドフより安いです。
2018年現在に新品で買えたことが奇跡的。
入ってるテープは3本ですが、オマケのGLAYロゴ入りカセットケースが付いているので4本入りっぽく見えます。
「重低音がキモチよく響くCDing2」の文言も同じです。
初期型は日本製でした。途中テープ:日本、組立:タイランドになりましたね。
そして100均で買えるようになってからはテープも韓国製になった・・・
GLAYはMDのCMに出演していましたが、カセットテープでもタイアップしていたようです。
まさにカセットテープが当たり前だった最後の時代と言える商品です。
だから、いい音TDK's CASSETTE。
イルカCDingは2011年頃まで製造されていましたが、末期になると私含めマニアくらいしか買わなかったでしょう。
それと
押入れに眠らせていたCF-1980を動かしてみました。
これ、結構前に買ったのですが特別ブログに取り上げていなかったと思います。
カセットはベルト切れで動作しない状態ですが、ラジオは生きているので普通に使えます。
電源コードが特殊な形状なので、断線させたり無くしたりしないよう大事に使ってます。
久々に聴いた1980の音は、74年当時のモノラルラジカセでHi-Fiを追求したのだと感じます。
後のステレオラジカセには負けますが、ラウドネスONだと結構メリハリのある音ですね。
VUメーターを振らせながら音楽を鳴らしている姿はラジカセが高級品だった時代を象徴しています。