香港製のキワモノなラジカセの登場です。
ZOO S-101Hというモノラルラジカセです。
これ、買ったのは結構前です。購入時にアップしたような気がするようなしないような。
ちなみに500円で買った覚えがありますw
普段はメタルラックに乗せて撮影してますが、これは小さいので床で撮影です。
操作系は極めてシンプル。
日本語表記で誰でも迷わず使えると思います。
周波数、ボリュームは右側面に。
大きめのホームラジオ感覚で使えます。
ZOO RADIO CASETTE RECORDER。
AM/FMのLEDが独立で点灯します。これは大きな特徴。
One Touchのロゴが妙に力が入ってますw
裏側。
乾電池で使うには単一電池4本が必要。
電源ケーブルは直出しですが、収納スペースが設けられているので、乾電池使用時でも邪魔にならない設計。
左下にAC/DC切り替えが付いていて、電源によって切り替える必要があります。
イヤホン端子も裏側。隣にあるレバーは「MONITOR」と表記されていますが、何も起こりません。
銘板。
株式会社 ドゥイングというとこが輸入販売?していたようです。
Made in Hong Kong。
「愛をください」を連想させる。
型番がそれっぽくてカッコいい。
FMの周波数が91MHzまでと中途半端。ワイドFMにちょっとだけ対応w
ナショナルの最廉価なRX-1550と比べても小型なラジカセです。
やっぱりナショナルと見比べるとオモチャっぽさが目立ちます・・・
一体いつ頃の製品かも分かりません。80年代前半と予想します。
検索してみると赤の他にシルバーの個体も存在するようです。
赤いボディカラーからも、サンヨーの「U4」登場以降かな。
スピーカーは8cm程度と思われますが、意外といい音で鳴ります。
Hi-Fiとかそういうレベルの話ではありませんが、AMの感度が良くて聞きやすい音質です。
FMよりもAMをまったり聞くタイプですね。
でも同じ放送を上記のナショナルと聞き比べたらオモチャです。単独で聞く分には良いということです。
これならおこづかいで買えるね。
BONカセットテープが一番似合うラジカセです。
販売ルートも限られた、当時からレアなラジカセだと思います。
一体何台日本に現存しているのだろうか、ロマンを感じますね。