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Channel: いつみくんの日々
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カシオW41CAを使ってみる

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初めて手にした携帯電話が出てきたので、ちょっと使ってみました。

 

カシオ製のW41CAです。2006年2月発売のau端末です。

カラーはブラック以外にもホワイトとオレンジがありました。

マットなブラック以外は艶があってテカテカしていたような記憶があります。

 

携帯電話を買ってもらえると聞いて、それはもう嬉しかったですね。

当時はガラケー全盛期。ショップには色とりどりの国内メーカー端末が展示されていました。

最後まで迷ったのは日立の「W41H」です。

目玉はワンセグチューナーが搭載で、最後まで迷いましたが

デザインが好みでは無かったので一番カッコいいと思った「W41CA」を選んだ覚えがあります。

サンヨーの「W33SA」というアナログTV内蔵の機種もあった。でもデカくて重いから止めた。

あと、4GBのHDD内蔵の東芝「W41T」なんていうのもあったなぁ。でもSDカードが使えないから止めた。

今思えば携帯に小型HDDを内蔵、しかも大容量4GBってかなりの変態機種ですねw

とにかく2006年の春モデル、アツいラインナップだった!

 

本命はこれのちょっと前に発売された東芝の「neon」という機種です。

CMを見て一目惚れ。四角いボディにサブディスプレイが無く、背面のLEDでメッセージが表示される携帯です。

店に来るまでneon一択だった私ですが、店員さんにneonもう無いんですと言われ落胆・・・

当時のラインナップはほとんど覚えていますし、ホント選択肢が多かった。国内メーカーが元気だった。

 

そんなこんなでW41CAを見ていきます。

 

W41CAはサブディスプレイがありません。

持ちやすいサイズ、角と丸が融合したシックなデザイン。

中学生になる直前の私が総合的に見て決めたと思います。

現在でも「大きすぎない」というのが携帯選びで重要視しています。

落としたりこすったりしているのでキズが多い。

 

サブディスプレイが付きそうな場所は飾りになってます。

「WIN」懐かしいですね!当時ベーシックな「Aシリーズ」というラインもあり、差別化していたのでしょう。

ただ、下に伸びるLEDランプがちょっとダサいかなと思いました。

例えば金属部の下端が横長に光るとかならカッコいいかも。

 

 

裏面はステレオスピーカーが搭載されています。

音の広がり、臨場感、現在のスマホよりも優れています。

プリセットの音楽も素晴らしい音質で再生されます。

カメラの画素数は最大207万画素と時代を感じますね。

 

 

カシオ機の特徴と言えば、ペンギン!

何パターンかあって見ていて飽きなかったな。後の機種でも継承されていたようです。

 

メインメニューもペンギン仕様。いやー懐かしい。

 

段差が付いていて大きめで押しやすいキー。

フォントも見やすく、操作のしやすさはピカイチですね。

数年ぶりに触れたのですが、これほど操作しやすいのだと実感。

「HOTキー」というのは防犯ブザー機能です。

 

赤いバックライトが最高にイケてます。

当時のワーゲン車のインパネがそんな感じでした。ゴルフ5の世代。

他の色だとキーのフォントと照明も異なっていて、ブラックを選んだ理由の一つです。

 

画面は反転もします。

こういうギミックがたまらんかった。

カメラもこの形態の方が使いやすいですね。

シャッター/AFやモード切替などもこの状態で操作出来ます。

ちなみに次に買ったのがAQUOSケータイ(W61SH)。画面が横になるやつです。

仕掛けのある機種を好んで選ぶ傾向があるようです。

背面のLEDがneonと似ているのもありますが。

 

miniSDはここに入ります。

microSDではない、miniSD。当時は512MBのやつを入れてました。

今では低容量のSDとminiSD変換アダプターも貴重です。

 

古い携帯を出してきたのは、カメラとして使うならどうなのかな?と気になったから。

とりあえず、部屋にあるものを撮ってみました。

画質設定はFINE、サイズはUXGAと最高画質の設定にしてます。

 

CDラジカセ。

 

接写はイマイチかな。

文字がにじむような感じ。

 

同じ接写でも操作キーはそこそこいいかも。

 

CELICA GT-FOUR。

 

最近メインで使ってるカメラ。カシオEX-Z4。

2003年頃の機種ですが、ブログに使う分には十分。

低容量の「SDカード」が絶滅危惧種・・・

ミニカーや小物は意外とイケそう。

 

古いオーディオチューナーの照明。

ISOや露出の設定が出来ない割に頑張ります。

 

ティッシュではない、JKワイパー。

 

207万画素とはいえ、何か思ってたより普通に使えるレベルと思いました。

ただ、ズーム機能が使えなくなるため、使い勝手は微妙です。

同社のデジカメEX-Z4は400万画素ですが、十分です。

スマホのカメラだと1800万画素とかありますが、

ブログにアップするにはリサイズしないといけないし、オーバースペックなんですよね。

中古で同カシオのEXILIMケータイとかが出てたら欲しいな。カメラ用で。

 

13年前の携帯ながら、充電すれば普通に使えています。

解約してしまっているので使える機能が限られているため電池の持ちも悪くないです。

W41CA、調べてみると現在でも「神」やら「名機」と呼ばれているみたいです。

あの時の選択は間違えていなかった、俺の判断は正しかったと誇らしく思います。

逆に初スマホの富士通のISW11Fは不具合だらけの「伝説」と言われているようでw

たまに電源を入れてみますが、重すぎてまともに動作しません。

 

スマホが主流になり早数年、みんなが使ってた携帯はガラケーと呼ばれるようになりすっかり過去の存在になりました。

最近、放置しっぱなしのモバゲーにログインしてみたら職業が「高校生」のままで何とも言えない気持ちになった。

 

久しぶりに使ってみるとやっぱりタッチパネルより物理キーで操作する方が使いやすいですね。

操作キーではパナソニックのシートキーは操作感がイマイチだとか、変な拘りがあったなぁ。

ポケットに入れて持ち歩くにもこのサイズが一番いい。画面が小さくてもいい。

名機と呼ばれる「INFOBAR」の現代版が出ていることもあり、もっと過去の名機を現代のスペックで復刻して欲しいなとか。

前記の東芝「neon」が出たら多分買いますね。この「W41CA」もいい。

スマホに慣れてしまったのに、この使いやすさは何だろう。折り畳みの安心感も捨てがたい。

基本的に液晶むき出しは好きになれない。だからスライド携帯も興味が無かったです。

 

携帯に限らず2000年代のデジカメやポータブルMDなど小型の電子機器はデザインやギミックに凝っていたように思います。

当時は子供で、主に大人の持つモノだったから、余計憧れたのかも知れません。

例えば今の小学生はスマホを見て同じことを思っているのかな。どれも似たようなものにしか見えないかも。

昔使ってた携帯が出てきただけで、ついつい長くなってしまいました。しばらくW41CAで遊んでみようと思います。


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