古いクルマにとっての大敵、ヘッドライトの曇り、変色を対処しようと思います。
17系クラウンは漏れなくポリカーボネート素材のヘッドライトでございます。
15系までのガラスレンズが羨ましい。。。
研磨前。洗車・マスキング後。
この写真だとそこまで変色しているようには見えませんが、結構黄ばんでいます。
これでも市販のライトクリーナーで磨いて2ヶ月後くらいです。
禁断の耐水ペーパーで磨く作戦をやってみたいと思います。
耐水ペーパー320番。研磨後。
古いコーティング剤を落とす意味合いも含め粗目の番手からスタート。
一気に傷だらけになり真っ白になりました。
この時に黄ばみは殆ど落ちたような感じです。磨き水が一気に汚れました。
耐水ペーパー400番。研磨後。
そこまでの変化はありません。
磨いた時の削りカスは白く、前の320番で黄ばみは落ちているようです。
耐水ペーパー600番。研磨後。
若干透明感がアップしたような?
ちなみに、研磨する度合いは耐水ペーパーのくたびれ具合と、削れている感覚です。
素人が感覚で磨いているだけなので、正解ではないのかも知れません。
耐水ペーパー800番。研磨後。
600番との違いが分からん・・・
とりあえず削りカスが出なくなるまで徹底的に研磨します。
耐水ペーパー1000番。研磨後。
この辺りからクリア感が出てきて、仕上げの番手という感じがします。
一般的にヘッドライトの研磨は1000番辺りからスタートするパターンが多いようです。
耐水ペーパー1200番。研磨後。
先ほどよりも透明になりました。これは期待出来そう。
耐水ペーパー1500番。研磨後。
おお。これはキテる。新車の輝きへもう一息。
耐水ペーパーでの研磨はここで終わりです。用意していたのがここまで。
調べていると2000番くらいまで使うのが良いらしいです。
削りカスを落とすため再度洗車し、水分を拭き取ると真っ白に戻ります。
同時進行で反対側(左)。
何故かこちらの方が曇っている。。。
素人なので磨きレベルに左右で差が出たということなのか。
ここからはコンパウンドで磨きます。
ホルツ・ラビングコンパウンド(粗目)。研磨後。
上の黄色いチューブのやつです。中身はピカールのラビングコンパウンド缶と似てます。
ペーパーの微細な傷をコンパウンドで削ります。
先ほどまでの曇りが消え去り、ここに来てゴールが見えてきました。
ソフト99・超ミクロンコンパウンド(ダークカラー用)。研磨後。
これは完全に仕上げ用の微細なコンパウンドです。
透明度がグッと増し、リフレクターの模様?もハッキリと見えるようになりました。
最後にシュアラスター・ゼロリバイブで仕上げ。
これは研磨剤入りのヘッドライトクリーナーです。
1液性で施工も簡単なので、以前からずっと使っているクリーナーです。
磨くだけで簡易コーティングもされるタイプ。
本来なら2液性のクリーナー(研磨とコートが別のタイプ)で仕上げたいところですが、
雨の予報が出ており、コーティング剤が乾燥中は水濡れ厳禁なので、
とりあえず簡易タイプのゼロリバイブで終わりにします。
研磨前と比較してみます。
これが最初の画像です。
ホント大して変色していないように写ってますが、薄く黄色味掛かってます。
研磨後。
実際は比較にならない程透明になってます。
天候やスマホカメラの判定でそこまでの違いが写っておりません。
仕上がりに左右での差は見られませんでした。完全に自己満足の世界。
その後、全体を洗車し更に簡易コーティング剤を散布しておきました。
何もしないとすぐに元に戻ってしまいますからね。
思い切った耐水ペーパー作戦は効果絶大でした。
ちょうど雨が降ってきたので、本格的なコーティングはまたの機会に。
後編も作成中。続きます。