ヘッドライト磨き後編になります。
天候が良さそうなので、前回出来なかった仕上げをやろうと思います。
先ずは洗車をして、マスキングします。
ここまでが前回やったの功績となります。
ピカール磨き・洗車後。
ヘッドライト磨きで定番のピカールでもう一度磨きます。
これで前回の簡易コーティングや、落とし切れなかったペーパーの傷を除去します。
ピカールの残りカスを取り除くためもう一度洗車をします。
ちなみにこのピカール、買ってから10年以上経ってますが使えました。
ヘッドライトと違い、フォグランプは何もしてないのにキレイなんです。
そもそもの透明度が高いですし、素材が違うのかな?
球がイエローバルブなのと、点灯頻度の違いとかも関係しそう。
ここで登場するのが、
KUREの「LOOX ヘッドライトクリア&プロテクト」
ずっと試してみたかったヘッドライトクリーナーです。
洗浄とコーティングが別になってる2液タイプです。
STEP1の「ディープクリーナー」で洗浄。
ディープクリーナー施工後。
この商品の一番の目玉であるクリーナーです。
使用前にボトルをよく振るのがポイントで、振らずに使ったら水っぽかったです。
振ってから使うとクリーム状のクリーナーになります。
何でもコンパウンドで擦るのではなくて、洗浄力で黄ばみを落としてくれるそう。
まあ、今回はペーパーやコンパウンドでガリガリ磨いた後なので、
ディープクリーナーを施工しても汚れは取れませんでした。
高い洗浄力に思わずおお、「ディープだ。」となる予定だったのですが。笑
キーワードはグレート・バランスです。
続いて、
STEP2の「超耐久クリアガラスコート」で仕上げ。
ガラスコート施工後。
先ほどよりも艶というか、透明度が上がったように見えます。
完全に硬化するのに24時間掛かるそうで、施工後12時間は触れたり水が掛かるのはダメとのこと。
硬化するまでは高速走行は避けてくださいと注意書きがあります。
施工終了後。
19年落ちの古いクラウンがここまで復活しました。
高年式のクルマと見比べるとやや白っぽいですが、十分若返りました。
納車時には悲惨なぐらい黄ばんでまして、よく車検を通せたな・・・というレベルでした。
オマケにボロボロの鉄チンホイール装着。相当怪しいクルマでした。
それでも即決で購入した人がここにいます。
ちなみに磨き前。写真だと分かりにくいですが、薄く黄ばんでます。
そういえばガラスコート、硬化前でも高速走行さえしなければ大丈夫なんですよね??
ということでクルマを走らせてしまったのですが・・・
なにやらこの時期特有の問題が発生した模様。
硬化前のコーティングに虫が付着してしまった!
うーん。これに関しては説明書に何も書いていなかった。
とりあえず完全硬化後に様子を見ます。ダメなら再度コーティングです。
硬化後に洗車機に入れて、ヘッドライトを拭きあげたら虫汚れはキレイに取れて
コーティングもキレイに仕上がってました。
市販品である以上、素人がお粗末な施工をしてもある程度は上手く出来るようになっているようです。
コンパウンドで磨いて再度施工することにならず良かった。
ヘッドライト点灯時。
磨き前よりも体感で明るさ20%アップ。(当社比)
光の色味もケルビン数が上がったというのか、白さが増したと思います。
蛍光灯で例えると、昼白色から昼光色に変わった感じ。
ライトを点灯するとどうしても曇りは取れていないことが確認出来ますが、
個人的には十分満足のいく仕上がりになりました。
登場から20年以上が経つ、17系クラウン。
前世紀のセダンですので、さらにヘッドライトが変色していると古さを感じるものです。
しかし透明なライトで洗車後に眺めると、時代を超えた美しさがあります。
耐久性は2年持つとのことですが、変色してきたらまた施工してみようと思います。