必要ではなかったのですがイヤホンを買いました。
学生時代は何本も買ってあーだこーだ色々試していましたが、
外で音楽を聴く習慣が無くなったためイヤホンからは遠ざかってました。
家で使うならヘッドホンの方が快適ですしね。
買ったのはこちら
SONY MDR-EX15LP
ソニーで一番安いカナル型イヤホンと思われます。
定価1,925円。実店舗で1,155円でした。
色はブルーを選びましたで。5色くらいラインナップされていたと思います。
トイレに行きたくて立ち寄ったヤマダ電機でウロウロしていたらこれを手に取っていた。
このイヤホンに呼ばれていたのかも知れません。笑
紙箱パッケージで手のひらサイズの小さい梱包です。
特徴一覧。
「音漏れ低減」がこの商品の売り。
特に高音質何とかかんとか~とは書かれていない、シンプルなもの。
ダイナミックやら重低音やらアコースティックといった単語が無い。
イヤホンのパッケージからも時代の流れを感じました・・・
本体はこんな感じで入ってました。
コスト削減なのか、小さい外箱といい全てが簡易包装な感じです。
本体デザイン。
安物ですが、結構良いかも。
SONYロゴが安っぽさを消しているのでしょう。
LRが分かりやすい。
小型なのでフィット感も良好。
イヤーピースはMサイズが装着されています。
コード長1.2m、L型プラグ。
コードの色はドラえもんのような青です。
付属品。
ケーブルを巻き付けて長さ調整用のアジャスターとS・Lサイズのイヤーピースが付いてます。
このアジャスター、10年以上前から変わってませんね。
イヤーピースは定番の「ハイブリッドイヤーピース」かと思っていたら簡易的なものでした。
気になって説明書を見ると「ハイブリッドイヤーピース」と表記されています。
私が知ってるやつとは明らかに別物なんですが・・・モデルチェンジしたということでしょうか。
参考までに、
手元にあったハイブリッドイヤーピース搭載モデル。MDR-EX300SL
2008年発売、定価6,490円。
取り付け部のゴムが着色されていて、サイズが一目で分かる仕様。(写真はLサイズ)
本体カラーに合わせて白色バージョンもありました。
この手の9mm径ドライバーを採用したソニーの廉価イヤホンが好きで、
過去に「MDR-EX35LP」と「MDR-EX77SLA」を使っていました。
現在はどちらも手元にはありませんが、キレが良くて聴きやすい音質でした。
弱ドンシャリ気味で、ポータブル機器で使うのに最適な音。
同時期の「MDR-EX300SL」という大径ユニットを採用した上級モデルも持ってますが、
まとまりがなくてキンキンした音質で好みには合いませんでした。上の写真のやつです。
試しに今聴いてみても微妙です。やっぱり兄貴分の「EX500SL」でないとダメなのか?
いずれも「NUDE EX」という名称が付いていました。
ソニーのイヤホンといえばあの「N・U・D・E」です。いつの頃から無くなりましたね・・・
80年代のNUDE Turbo Hi-Fiとか、カッコいい名前です。
それでこの「EX15LP」ですが、開封して1曲目を再生すると予想以上に高音質。
高音が強めでシャリシャリ感はあるものの、安いイヤホンにありがちな不自然さが無く聴きやすいです。
低音は締まりがあってキレのあるタイプですが、曲によっては再生能力に限界を感じることがあります。
小さいイヤホンでは過大入力になりがちな大音量でじっくり楽しむ用途には厳しいかも。
単品CDPのステレオ標準ヘッドホン端子とか。
その後試しに70時間程鳴らし込んでみると、
高音のシャリシャリ感が抑えられて低音のストレートさがアップしたように感じます。
それでも適度にシャリ感は残っているのと、ボーカル域も鮮明でハッキリとしています。
開封直後でも値段の割に音が良いと思いましたが、明らかに“余裕”が生まれています。
これがソニーのベーシックな音。付加価値を求める人は上級モデルをお求め下さい。
正直な感想としては1,000円ちょいでこの音が手に入るとは、素晴らしい。
重低音とか、超高音とか、何かに特化していない分バランスが良いのでしょう。
スマホでYouTubeの音楽を視聴したりするのには最適なイヤホンと思います。
手持ちのイヤホンは数本全てが数年前のもので、たまに使うと端子の接触が悪く
再生が止まったりバリ音が出たり片方の音が出なかったりと何かと不便なんです。
これは新品なので、ストレスフリーで楽しめます。これだけでも買う価値があります。
ライバルメーカーだけど、似たような色だったので。
このチープな組み合わせでも十分楽しめます。
学生時代に買ったイヤホン達をもう一度使い直す時がきたかも知れません。