前回の記事で書きました通り、スタッドレスタイヤがバーストしてしまい
新しいスタッドレスを購入することになりました。
また同じ「ブリザック・VRX」でも良いのですが、
同じ銘柄では面白くないのと、消耗が早くて長く使えない問題で違うメーカーで選ぶことに。
地元のタイヤショップで相談してこちらにしました。
今シーズン登場のMICHELIN「X-ICE SNOW」でございます。
初ミシュランです。関係ないですが、
私の爺ちゃんがミシュラン信者だったので・・・w
サイプが粗く国内メーカーとは明らかに異なるパターン。
回転方向指定タイプ。排水性が良さそうです。
触ったらゴムは硬めで、柔らかいブリザックとは対照的。
プラットフォームまで消耗してもサイプがしっかり残る設計で最後まで効くのが売りです。
名前の通り、凍結路はもちろん、深雪にも強いということなのでしょうか。
ミシュラン坊やくんも健在。
フランスのメーカーですが、MADE IN CHINA。
ホイールは夏タイヤ用で使用していた17系ロイヤル純正アルミに装着してもらいました。
タイヤサイズは前と同じ195/65R15。
ブリザックVRXを履かせていた15系用ホイールはバーストした1本を外して全て保管しています。
残り3本は完全に使えない訳ではないので、
中古品が1本見つかったらまた使おうと思ってます。
良いタイヤですし、最後まで使わないともったいないです。
何だかんだロイヤルの純正アルミが似合いますね。
夏タイヤは別のホイールを準備中。
舗装路を走り出してみて先ず思ったのが、ハンドルが軽くなりました。あれ?と思うほどに軽いです。
新しいので当たり前かも知れませんが、直進安定性が良くコントロールしやすいですね。
VRXより走行音が静かで、山道でのコーナーでフワフワ感も少ないです。夏タイヤに近い感覚。
静粛性に関しては安物の夏タイヤ以上に静かに感じます。
凍結路でのフルブレーキ性能や安定性はVRXと同等と思います。若干、横滑りには弱いか。
大きな差はなくて、滑るものは普通に滑るということです。
季節外れの大雨でアイスバーンが浸水してぐちゃぐちゃになったシャーベット路面でもグイグイ走れました。
アイス性能はもちろん、ドライ路面での性能の高さが素晴らしいです。
ある意味スタッドレスらしさが薄いというのか、静かで安定した走りを楽しめるスタッドレスです。
除雪が行き届いた高速道路など、本来スタッドレスが不得意な場面でも安心して走れます。
あくまで消耗したブリザックVRXから交換での感想なので、新品と比較したら違うかも知れません。
ちなみにお値段は「VRX」とほぼ同じでした。出たばかりの新商品の割にお買い得かも。
「VRX2」はまだまだお高いです。
あとは、どれだけ持つか。耐久性に期待です。
1年の半分以上をスタッドレスで過ごす北海道民にはちょうどいいタイヤかも知れません。
前にも書いた気がしますが、20年程前にミシュラン「DRICE」というスタッドレスがありまして
氷上を走るBMW3シリーズ(E46系)がブレーキ、ABSを効かせながら柵の手前で止まるCMが印象的でした。
ブレーキして瞬時に止まる国産メーカーのCMとは違い、これは嘘偽りのない性能なのだと思いましたね。
当時、小学生だった訳ですが、そのCMが好きで今でも覚えてます。
どことは言いませんが、
瞬時に止まるCMを流す会社のスタッドレス程、止まりません。
いつも、先に行ってしまうのです。