今回はオーディオでもなくクルマの話題でもありません。最近のハマってること。
秋が終わり、雪が降る直前の今だけ楽しめることがあります。
夏は草木に覆われた山々が閑散とする時期。
そうすると普段見えなかった場所、いつも通る道から見える風景がより見えるようになります。
あんなとこに小屋がある!とか廃車がある!とか、あ、ミニカエコノだ!とか。
あとはかつて道路だった痕跡が見えるところもあります。
すなわち普段は草木で閉ざされいてる旧道や廃道に行けるようになります。
旧道、廃道の探索は有名な場所、その道で有名な方がおられますが、
全く無名な近所にもそういう場所が結構あったりします。田舎だから?
今や上空写真が見れるのは当たり前、近年では昭和時代の上空写真も見れたりします。
そうすると現在とは違っている場所がかなりあるはずです。
橋やトンネルがある場所はその横に旧道があったり、山を切り開いた道なら山際に沿った旧道があったり。
あの獣道はもしかして?かつては自動車が走っていた?とか。
川沿いなら、現在は川底だけど、昔そこは農家や畑があった?!とか。
昔の写真と見比べると河川改修工事や自然災害などで川の形はかなり変化しています。
北海道の田舎なので、国道であっても平成前半まで砂利道だったこともあったりします。
主要な峠道であっても冬季通行止めとか。
実際に車が通れるような道は無いけど、現在でも地図に載ってる道もあります。
2014年データのユピテルの安いカーナビでも、道ではない道が出てきます。
11月辺りから休日に何ヶ所か周ってますが、
地元にも知らなかった場所が結構あり、実際に行くことで現在の様子を見て
現役当時の姿を想像して、当時の風景を思い浮かべています。
坂道をギアーを落として登っていくブルーバード。
旧道にありがちな狭くて急なコーナーを攻めていたヤング(現在高齢者)のセリカ。
農産物を満載したMMCキャンターが走っていた風景。何となく商用車は三菱が多い。
私の家系もかつては農家で、古い写真に残っていたトラックがVキャンターでした。
あと、日産・ジュニアもありました。
今は獣道でも恐らく平成の初頭くらいまでは現役であっただろう。何年かぶりに人類が踏み入る。
そう遠い昔のことでなくても、元の姿に戻るのは自然の力を感じます。
元々は舗装か砂利だったと推測しますが、旧道化した時点で撤去されたのでしょう。
雪が積もったらまた行けなくなるので、1年のうちでも今だけ。
クソ寒い中、獣道を歩くのはアホかと思われるかもですが、(実際寒くて撤収したことも)
いつもの普通に通る道の片隅に取り残された風景を見に行く、当時の風景を思い浮かべる。
昔からこうした山へ続く謎の獣道が気になってしょうが無かったですが、いい歳になってもワクワク感があります。
ブログに載せるつもりは無いので写真はそれほど撮ってません。
全国的に雪が降ったので、今期の探索はこれで終了します。
過疎化が進む北海道、廃線跡とかも結構あるようです。まだまだ見てみたい風景があります。